今日は生徒さんに実際に雅楽器に触れて、音色を体験してもらいました。
１クラス30人を８班に分け、40分で順繰りに吹物・弾物・打物を全て体験しました。これを４クラス（４コマ）。一つの楽器に僅か５分。やる方としては「これでいいのか」と自問自答の授業でした。
でも生徒たちは目を輝かしていたし、先生にも「普段の生徒よりずっと生き生きと積極的だった。驚いた」とのお言葉をいただけて、本当に良かったと思いました。
出演した８名、事務方１名も、喜んでお役を務めさせていただけたようです。
授業中に、「盤渉調調子、笙のみ三管どおり追吹」のCD（天理大学雅楽部版）を聴いてもらったところ、先生から「現代音楽家の中には、笙の音に霊感を得て作曲する人のいるのが判るような気がする」と評され、笙吹きとしては選曲の点でもしてやったりと、内心鼻高々でした。
佼成雅楽会の笙メンバーも、人の心を震えさせるような音で演奏したいと思います。 KJ
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