4月20日(日)、立正佼成会山形教会新道場落慶式での奏楽の為、前日の土曜日から現地入りしました。山形は丁度桜が満開を迎え、多くの人がお花見を楽しんでいました。
19日(土)は式典の流れを確認しながら演奏内容やタイミングの確認、音響チェックなどを行いました。
当日は、式典に華を添えた吹奏楽の演奏に続き、佼成雅楽会が平調音取、五常楽急の序奏を約10分間行いました。会場の雰囲気も次第に式典への高揚感に包まれてゆき、午前9時に開式を迎えました。庭野日鑛 立正佼成会会長によるご本尊除幕の儀では笙が一管で、続く読経供養での式衆入退場の場面では三管による越殿楽を演奏し、式典は厳粛な中にも温かく進行しました。
今回の様な特別な儀式奏楽では、細かな所作に合わせた吹き出しや音止め等の配慮が殊のほか必要となります。とても神経を使いますが、無事に役目を終えると充足感もひとしおです。そして、それが私たちの更なる修練の励みにもなっているのです。
篳篥T
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